お知らせ

短期大学部ハワイ研修 

投稿日:2025年03月10日

Aloha Study Program 2025 

 2025年2月に6泊8日のハワイ研修(Aloha Study Program)が行われ6名が参加しました。短大としては5年ぶりの現地研修でした。 

中部国際空港から「いざ出発!」

   今年は、現地調査とサービスラーニング(体験学習)を通して英語力を磨く研修となりました。 

 ハワイに古くから伝わる伝統を継承しつつ、先端科学に裏打ちされた自然保護活動と市民教育の連携によるコミュニティーの維持継承について、現地調査と体験学習を通して学び、ハワイの伝統文化の理解を深めました。 

 サービスラーニングは、①ハワイ大学が所有する伝統文化資源(ハワイアンの主食であるタロイモ栽培と土地資源の分配システム)の保護活動、②ハワイにおける現代的課題への取組みを理解するためのハワイ・フードバンクでのフードロス防止と貧困救済のための奉仕活動、さらに③ハワイ全体の自然環境保護に取り組むNPO法人Mālama Maunaluaの協力によりサンゴ礁の保護活動に参加しました。ハワイの伝統的な自然環境システムは地域コミュニティの維持にもつながっていることを学びました。
現地調査では、④B
ishop Museumでハワイ古来の伝承文化の形と自然環境保護の概念について体系的に学び、⑤Japanese Cultural Center of Hawaiiでは、日本人移民の重労働と過酷な生活を詳細に学ぶことができました。大戦下においても日系人は数多くの苦難を乗り越えて日本文化を現地に根付かせ、ハワイの社会経済の発展に寄与しました。現在、ハワイの至るところで日系人の貢献が称えられています。ハワイの日系人の力強く偉大な軌跡を辿ることができました。ハワイ社会の包摂的な社会は、グローバル時代の日本にとって示唆に富むフィールドワークとなりました。 

<フラダンス> 

 フィールドワークの合間にフラダンスを学びました。伝統的なフラ(Hula)の儀式から始まり、ハワイ語とともにダンスを学びました。愛短生は1時間であっという間に基本的なフラをマスターしました。 

ハワイは多文化・多民族からなるコミュニティーである点でアメリカ本土とは大きく異なっています。 

リーワード・コミュニティーカレッジにも多様な言語文化背景をもつ学生たちが学んでいます。愛短のように、ハワイ大学への編入学していく学生も多いそうです。 

<修了式> 

1週間という短い期間でしたが、学生は自分の目標を立てて挑戦を繰り返しながら自信をつけていきました。 

修了式後の愛短生の自信と安堵の笑顔